【徹底比較】米国株式への投資はVTIとS&P500どっちがおすすめ?

こんにちは、FIRE投資家のカケルです。

今回は「米国株式への投資はVTIとS&P500どっちがいいのか?」について解説します。この記事は3分で読めます。

米国株へ投資したいけど、色んな名前の商品があるし、どれを買えばいいのか分からないなぁ。

購入するなら成績の良いものがいいわ。

このように、米国株への投資といっても様々な商品があって悩むのも当然です。
そんなアナタに投資歴16年でFIRE済みのブログ管理人が各社の商品を比較し、どれを選ぶべきか解説します。

この記事の結論
  • 投資信託の商品なら信託報酬が安い「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」がおすすめ。(SBI・VTIはまだ検証中)
この記事で分かること
  • 米国株式への投資商品の種類について
  • 米国株式への投資商品の違いや過去成績について
  • どの商品を購入すべきかについて
  • ブログ管理人のポートフォリオについて
目次

米国株式への投資商品の種類は?

米国株へ投資する場合、メジャーな商品は以下の4つです。

米国株式の商品一覧
  1. 楽天・全米株式インデックス・ファンド⇒(呼称:楽天VTI
  2. eMAXIS Slim米国株式(S&P500)⇒(呼称:S&P500)
  3. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド⇒⇒(呼称:SBI・VTI)
  4. バンガード・トータル・ストック・マーケットETF⇒(呼称:本家VTI)

(※)商品名が長いので呼称を付けました。

①~③は投資信託で、④はETFです。(ETFとは上場投資信託のこと。詳しくは日本証券業協会へ

全然違いが分かりません。

カケル

名前は違うけど、ざっくり米国株全体へ投資する商品という認識でOKです。詳細は後述します。

【投資信託】楽天VTI、S&P500、SBI・VTIの中身を比較

「米国全体へ投資している」という点は同じですが、内容は少しずつ違います。下記の比較表をご覧ください。

楽天VTIS&P500SBI・VTI
ベンチマークCRSP USTMIS&P500S&P500
投資対象全米株式
(大・中・小型株)
全米株式
(大・中型株)
全米株式
(大・中型株)
構成銘柄数約4,000銘柄約500銘柄約500銘柄
購入時手数料なしなしなし
純資産総額5,427.98億円11,575.24億円5,324億円
信託財産留保額なしなしなし
信託報酬約0.162%約0.0968%約0.0938%
(2022/05/30時点の情報です)
カケル

楽天VTIが一番多くの銘柄にリスク分散されていますね。信託報酬はSBI・VTIが最安値です。

3つのインデックスファンドの仕組みの違いについて

「楽天VTI」、「S&P500」、「SBI・VTI」は全てインデックスファンドですが、その仕組みは少し違います。

楽天・全米株式インデックス・ファンド

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」はマザーファンドを通じて「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を購入することにより、「S&P500」に連動させています。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はマザーファンドを通じて米国株式を直接購入することにより、「S&P500」に連動させています。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」はマザーファンドを通じて「バンガードS&P500 ETF」を購入することにより、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動させています。

何が違うのかさっぱりだわ。

カケル

買ってる商品がそれぞれ違うだけ。「ふーん、そうなんだ」ぐらいの認識でOKです。

【投資信託】楽天VTI、S&P500、SBI・VTIの過去成績を比較

ここからは3つの商品の過去チャートを用いて成績を比較します。

過去1年で比較

過去1年の成績は以下の通りです。

楽天VTIS&P500SBI・VTI
+8.68%+12.67%+12.53%
カケル

過去1年で見ると、楽天VTIが最下位、S&P500がトップですね。

過去3年で比較

過去3年の成績は以下の通りです。

楽天VTIS&P500SBI・VTI
+66.03%+70.54%+62.91%
カケル

過去3年で見るとSBI・VTIが最下位、S&P500がトップですね。

設定以来(ファンドが出来てから)で比較

設定以来の成績は以下の通りです。

楽天VTIS&P500SBI・VTI
+82.87%+76.62%+62.91%
カケル

設定以来で見るとSBI・VTIが最下位、楽天VTIがトップです。

楽天VTI、S&P500、SBI・VTIの過去成績を整理

  • 長期で見ると楽天VTIが成績トップ。4,000銘柄への分散が効いていると思われる。
  • S&P500は設定されて約4年で、安定した成績。
  • SBI・VTIは設定が開始されて間もないので、現状最下位
カケル

SBI・VTI歴史が浅いのですが、信託報酬は3つの商品で一番安いので今後の成績に期待したいですね。

【投資信託 VS ETF】長期で成績の良い楽天VTIと本家VTIを比較

最初に米国への投資商品は以下の4つとお伝えしました。ここでは、投資信託「楽天VTI」とETFの「本家VTI」について比較してみたいと思います。

米国株の商品一覧
  1. 楽天・全米株式インデックス・ファンド⇒(呼称:楽天VTI
  2. eMAXIS Slim米国株式(S&P500)⇒(呼称:S&P500)
  3. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド⇒⇒(呼称:SBI・VTI)
  4. バンガード・トータル・ストック・マーケットETF⇒(呼称:本家VTI)

(※)商品名が長いので呼称を付けました。

楽天VTI(投資信託)本家VTI(ETF)
ベンチマークCRSP USTMICRSP USTMI
投資対象全米株式
(大・中・小型株)
全米株式
(大・中・小型株)
構成銘柄数約4,000銘柄約4,000銘柄
購入時手数料なしなし
売却手数料なし約定代金の0.495%
分配金なしあり
信託報酬約0.162%約0.03%
(2022/05/30時点の情報です)

投資信託に比べてETFの信託報酬は安いです。

よく見ると、同じベンチマークに投資してますよね?

カケル

よく気が付きましたね!簡単に言うと、本家VTIはピザ全体、楽天VTIは100円でカットして売られているイメージです。

・・・っということは同じ味(リターン)になるのでは?

カケル

それでも成績が同じにならない理由を説明しますね。

同じベンチマークへの投資なのに成績が違う理由①購入単位について

  • 楽天VTI(投資信託)100円から購入可能。基準価額が低い時は多く購入出来るので、ドルコスト平均法が機能しやすい
  • 本家ETF⇒「1口」のように口数単位での購入しか出来ない。その時の基準価額によって購入価格が変動するため、ドルコスト平均法が機能しにくい。
ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法とは、投資信託を毎月同額ずつ積み立てること。基準価額(=購入価格)が下がっているときは多く買い、基準価額が上がっているときは少なく買うことになるため、高値掴みを防げるうえに、景気や株価が回復すると利益が出やすいというメリットがある。

カケル

ETFは毎月購入価格が変わるので管理が難しいイメージです。

同じベンチマークへの投資なのに成績が違う理由②分配金(配当金)について

  • 楽天VTI(投資信託)分配金は投資家の手元には来ず、内部で再投資されるため、投資効率が良い。
  • 本家ETF分配金が手元に来る。ETFの「1口の価格(株価)」を超えないと再投資出来ないため、投資効率が悪い。
カケル

楽天VTIのチャートは分配金込みのチャートと言えます。

同じベンチマークへの投資なのに成績が違う理由③税金について

  • 楽天VTI(投資信託)⇒分配金は米国の税金10%を差し引いた残り90%がそのまま再投資される
  • 本家ETF⇒分配金が手元に来るときに国内の税金20.315%が差し引かれるので、手元には71%程度しか残らない
カケル

ETFは手元に分配金が来るけど、投資効率は悪いのが分かりますよね?

楽天VTI(投資信託)と本家VTI(ETF)の過去成績を比較

ここまで比較してきましたが、一番重要な過去の成績についてですが・・・

チャートで簡単に比較出来ません。

成績比較が簡単に出来ない理由

  1. どの証券会社でも「投資信託」と「ETF」を同時に比較するチャート機能を備えていない。
  2. ETFは口数単位での購入となり、そもそも投資信託と「同額の積み立て」が出来ない。
  3. ETFの分配金を再投資するかしないでも成績に大きく差が出る

投資信託とETFならどっちを選ぶのが正解?

投資には複利が効くので、分配金再投資のことを考えると投資効率に優れた「投資信託」が良いと考えています。
(関連記事)【超初心者向け】複利効果とは?

ブログ管理人のポートフォリオは?

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VTI)を保有中(新規の積み立ては停止中)
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を保有に加え、追加で積み立て中。
カケル

楽天VTIとS&P500は完全に運用期間が一致しているわけではないので、一概にどちらが良いとは言えません。

もともと楽天VTIのみを積み立てていましたが、信託報酬は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が最安値なので、こちらに切り替えました。

まとめ

  • 投資信託とETFなら、投資信託の方が投資効率は良い
  • 投資信託の商品なら信託報酬が安い「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」がおすすめ。(SBI・VTIはまだ検証中)

米国株に投資する商品にはいくつか種類があってややこしいですが、正直言うと米国への投資としてはどれを買っても95点ぐらいの成績だと思います。

より詳しい米国株への投資が知りたい方は「たぱぞうさんの書籍」を読むことをおすすめします。
本日も最後までご覧頂きありがとうございます!

(関連記事)【たぱぞうさんから学ぶ】米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術について

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